前回の続き。
セットを組んでから2か月経過し、ケース外からも幼虫の姿も確認されたので割り出しをすることにしました。
メスを取り出してから1か月ほど放置したほうが卵を割り出す危険性が減るので、本当はそれが理想的なのですが、そんなに待てない(笑)
ということで、メスの取り出しと同時に割り出しです。
上から見た図。
若干木くずが散らばっている程度です。
そのまま割り出すのはやりづらいので、大きめのケースにひっくり返します。
ひっくり返した図。
よく見ると...
幼虫発見。
前の記事でケース底から見えていたのと同じ奴かな?
マット内にはこいつしかいなかったので、産卵木の割り出しを開始。
マットに1匹しかいなかったので、もしかしたらほとんど産んでない?と若干不安になりましたが、木のほうにはちゃんといました。
産卵木は2本入れましたが、どちらも幼虫の数は同じくらい。
幼虫のサイズも同じくらいだったので、2本に同時並行で産んでいったのかな。
で、結局。
幼虫は20匹取れました。
こいつらはひとまず、産卵セットのマットとガス抜きをしたクワデブロProマットを8:2の割合で混ぜたものに一時的に移しました。
やはりといいますか、最近までメスが産卵していたようで、卵も5つ出てきました。
これで、幼虫と併せて25匹になります。
数的には十分ですね~。
だいたい予想通りといった感じです。
やはりオオクワは簡単でいいね。
前回の記事でまずはプリンカップで育てるといいましたが、やっぱりやめて最初からブロー容器(900ml)に投入することにします。
あの後、プリンカップを探しに近所のホームセンターを回ったのですが、どこにも置いておらず...
プリンカップだけネットで購入するのは送料がもったいないし、それなら最初からブロー容器に投入したほうがいい、という判断です。
いきなり900mlは多い気がするので、マットはブロー容器の半分くらいだけ詰めるつもりです。
幼虫の割り出しは5年ぶりくらいです。
思えば、高校生の自分はこの割り出しの楽しさに魅せられて馬鹿みたいにクワガタの数を増やしていたんですね。
面倒も見切れないほどに...
昆虫飼育で一番楽しいのはやはり割り出しであると再度実感しました。
これでまた産卵セットを組みまくるということは...流石にないけど(笑)