キャンバス地のスニーカーの靴底を補修してみる

昨年秋に購入した靴。

 

 

2000円程度ということで耐久性には期待していなかったのですが、案の定、靴底がすり減ってきて穴が空いてしまいました。

雨の日に使ったら靴の中がびしょびしょになってしまうほど。

 

 

安いつくりなので中敷きから靴底までの厚さがうっすいんですよね。

歩くたびに地面の感触が直に伝わってきます。

 

値段が値段だけにこれは使い捨てて新たに買い直すというのも選択肢としてはありだと思ったのですが、靴底以外の状態は悪くないし、捨てるのはもったいないなーと。

そんなわけで、今回は補修して使い続けてみることにしました。

 

 

調べてみたところ、シューグーとかシューズドクターNという補修剤を使われている方が多いみたい。

どちらかと言うとシューグーのほうが利用されている方が多いようでしたが、今回はシューズドクターNを購入してみました。

値段はこっちのほうがリーズナブルな感じ。

 

 

購入にあたって少し悩んだのが色の選択で、シューズドクターNはブラック、ホワイト、ブラウンの3色があります。

私の靴は靴底はブラック、側面はホワイトという構成で、補修剤をブラックにするかホワイトにするかで悩んだわけです。

これが1色なら楽なんだけどね。

 

結局、靴底なんて誰も見ないだろ...ということで、側面の色に合わせてホワイトにしました。

 

 

作業開始

かかと部分がかなりすり減っている上、穴がガッツリ空いているため、補修剤を大量に使う必要がありそう。

そこで、少しでもケチるためにホットボンドで予め穴を塞ぎ、その上からシューズドクターNを使用することにしました。

(ちなみにホットボンドだけで補修しても耐久性があまりないため、2週間ほどで剥がれてしまいます。)

 

ホットボンド自体は100均で購入したもの。

 

これで靴底の穴に熱したスティックを注入していきます。

 

ホットボンドが乾いたら、シューズドクターNを塗る作業に移ります。

 

 

塗る前に付属のプラ板を本来あるべきかかとのラインに合わせて貼り付けておきます。

それから補修剤を塗ります。

粘度が高く、きれいに塗るのはなかなか難しいです。

 

横から見た図。

なるべく平らになるように塗ります。

 

塗った後に24時間程度乾かす必要があります。

※分厚く塗った場合はもっと時間がかかるようです。

 

24時間後、乾いたことを確認してからプラ板を外してみた図。

 

補修した部分の白さが目立つような気がしますが、まあ、問題ないでしょう。

使っているうちに色が馴染んでくるだろうしね。

 

 

数日使ってみた

補修の後、数日間使用してみました。

 

履いて歩いてみても、特に違和感はありませんでした。

見栄えの問題も場所が場所ですので、注意して見ない限り気づかれることはないと思います。

少なくとも穴が空いたまま歩いているよりは精神衛生上ずっと良いです。

 

靴底の状態について

 

数日というか、1日でこんな感じになります。

ホワイトだからというところもありますが、素材自体が汚れやすいんでしょうね。

私としては、色がいい感じに馴染んだのでこれでいいのですが。

取り敢えず、すぐに破れるような気配は全くありません。

 

 

感想

あらかじめ情報を集めてから作業に挑んだので、さほど苦労はしませんでした。

シューズドクターNの使用レビューはあまり数がありませんが、手順の多くはシューグーと似たようなものみたいですので、それも参考になると思います。

 

気になるのは、これでどれくらい持つかですね。

私は2-3ヶ月程度と予想していますが、どうでしょう。

今回はホットボンドを間に使ったりと、正規の使用方法に則っていませんので、製品本来の寿命より短くなるかもしれません。

 

次に穴が空いたりしたら、この記事に追記する形で情報更新するつもりです。

 

 

memo.studiogaki.com

 

今回の作業にあたってこちらの記事を参考にさせて頂きました。

補修をしてみようと思った方はどうぞ。