今まで使っていたのがHPのDeskjet3520でした。
しかし、購入から3年経ったころから黒色だけ掠れるようになってきて、何度もヘッドクリーニングしてもどうにも直らなかったため、買い替えることにしました。
どうやらこの機種は黒色だけ顔料インクを使っていて、染料インクと比べて粒子が大きい分、ヘッドが詰まりやすいみたい。
昔からHP製のプリンタを使ったきたので今回もHP製で探そうとしましたが、最近はあまり安いモデルが出ていないみたいで、価格コムの最安でもENVY5530で6000円。
文書の印刷しかしないためプリンタにあまりお金をかけたくないということで、今回はメーカー問わず安いのにしようと思い、価格コムで最も安く評価も悪くないCanon製のiP2700をAmazonにて3151円で購入。
無線LAN非対応という点がネックでしたが、なんとかPCデスクの下あたりに置けそうだったので妥協。
無線LAN対応なら置く場所の幅が広がるからうれしいんですけれどね。
で、セットアップも終わったので感想でも。
・音がすごい。
HPのも割と音が大きめだと思っていましたが、それと比較してもこれはかなり動作音が大きいです。
無線LAN対応ならクローゼットの中において扉を閉めて印刷するという手がありますが、こいつは接続がUSBケーブルオンリーなので現実的にそれは無理。
夜に使うのはちょっとためらうレベルなので、印刷するのは昼だけになるかなあ。
でも、印刷するときの揺れは殆どないので、棚の上とかにおいても大丈夫かと。
・セットアップが簡単だった。
ドライバー入れるだけなんですけれど、HPのプリンタを使っていたときはドライバーとセットでいらんアプリも大量にくっついてきたので(もしかしたら、ドライバーだけ入れる方法もあったかもしれませんが)、あまりいい印象がなかった。
しかもインストールにかかる時間がやけに長かった記憶がある。
今回のIP2700はドライバー単体でWebからDLできて、それのインストールも1分かそこらで終わり、その後ケーブルを指すだけで普通に印刷できたことに感動した。
というかこれが普通なのか?
・印刷品質
前のプリンタで印刷したものと比較してみましたが、クオリティーはそんなに変わらない感じ、dpi同じだから当たり前かもですけれど。
同じ漢字を見比べてみてやっと、若干Canonのほうが細かいところまでプリントできてるかな...?くらいです。
まあどちらも実使用には全く問題ないのでOK。
・軽い
印刷機能だけだからこれも当たり前かもしれませんが、片手で軽く持ち上げられるほど軽い。
持ち歩くわけでもないので重さとかを気にする人もいないと思いますが。
・接続ケーブルがデフォルトでついていない
レビューに注意書きがあったので一緒に購入しましたが、HPのプリンターについていたのがあったから自分は買う必要なかった...
ずっと無線LANでつないでいたからケーブルの存在を完全に忘れていました。
端子の形状は同じなんですね。
200円といえど無駄な出費をしてしまったことを反省。
・操作ガイドが分厚い
この差よ。
さすがCanonは日本企業なだけあって見るからに安心できそうな操作ガイドになっていますね。
印刷機能しかないのによくこれだけ(100ページ弱)書くことあるなあと思って中を見てみたら、印刷方法から手入れ、ソフトの使い方、トラブルシューティングまで細かく載っていました。
説明書が分厚けりゃいいってわけでもありませんが、低価格のモデルでもこういうところにも手を抜かない企業ってのは心証がいいよね。
しかし、HPのは手抜きすぎじゃない?(笑)
まだ全然使ってないので何とも言えないところもありますが、特に初期不良とかもないようなので良かったです。
動作音がここまで大きいのはちょっと予想外だったけれどね。
関係ない話。
そもそもプリンタを買わずにコンビニのネットワークプリントにしようかとも考えていました。
初期費用が掛からないし、印刷品質も安いプリンターとは全然違うし。
ただ、自分は頻繁に印刷をするので、使うたびにコンビニに行くのもめんどくさいだろうということで、結局プリンタを購入するに至ったのですが。
印刷する機会がそれほどない人ならネットワークプリントでいいかもしれませんね。